丈(本田剛文)はボクサーのプロテストに合格してジムの会長から住込みのバイトを紹介してもらい、★★(二星)ハイツを出て行った。さらにファン(松大航也)、毅(上村海成)、修(細田佳央太)の様子もなんだかおかしい。夢を持つ人のためのシェアハウスを立ち上げて、旅立つことは嬉しいはずなのに優斗(古川雄輝)の気分も複雑だ。四つ葉不動産の有美(長井短)の元を訪れた優斗は自分もバイトを始めようかと話し出す。皆が、それぞれの人生を歩みだした時、★★(二星)ハイツはどうなってしまうのか?その時、クロとチャーは何を思うだろうか―。
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第9話 猫は、いつも冒険家だ
丈(本田剛文)のプロテストの日が近づいていた。しかし、テストに向けてバイトのシフトを減らしたらクビになってしまった丈。バイトの経験がない優斗(古川雄輝)にはピンとこないが、性懲りもなく有美(長井短)に相談してバイトの情報があったら連絡する約束を取り付ける。しかし、退路を断ってプロテストに専念すると宣言する丈は、練習に励む日々を過ごす。修(細田佳央太)、毅(上村海成)、丈(本田剛文)、ファン(松大航也)も応援する。もう家族のようだ。そして、結果が出る日がやってきた―。
第8話 猫は、嫉妬しない
ある夜、突然、玄関のチャイムが鳴る。そこには黒服の集団が。黒服たちをかき分け、一人の男が中国語で話し出す。ファン(松大航也)の父親が、台湾に連れ戻そうと訪れたのだ。中国語で言い争う二人に、優斗(古川雄輝)や修(細田佳央太)、毅(上村海成)、丈(本田剛文)もただ、見ているしかない。そこにタマとクロ、チャーがやってくると、父親が急に怒鳴りだした。どうやら猫が嫌いらしい。その日は平行線で終わってしまった。優斗は有美(長井短)が猫嫌いだった事を思い出し、ファンの父親との話し合いに猫嫌い同志として有美を同席させることにするが…。
第7話 猫は道に迷わない
発情期なのか。★★(二星)ハイツの外で強烈な猫の鳴き声がする。そこへ四つ葉不動産の有美(長井短)が訪ねてきた。すると下を向いて頬を赤らめる毅(上村海成)。どうやら有美が好きらしい。優斗(古川雄輝)から有美との食事をお願いすると何故かOKの返事が貰えた。喜ぶ毅。そして修(細田佳央太)、丈(本田剛文)、ファン(松大航也)もそわそわしている。だが優斗は有美からある要望も持ち帰っていた。毅と有美はデートすることが出来るのか。そして二人の恋の行方は!?
第6話 猫は、心地よさの鑑定家
ファン(松大航也)の飼い猫の命名会議が紛糾していた。毅(上村海成)は「サクラ」。丈(本田剛文)は「マルちゃん」。修(細田佳央太)は「ボウちゃん」を推すが、最終的に優斗(古川雄輝)が迷った時は古典的なものに限る。と子猫は「タマ」と命名される。★★(二星)ハイツには5人と3匹が暮らすことになった。ある日、住人が出払い、優斗は、チャーがいないことに気付く。翌日にも戻らず、何故か優斗は、四つ葉不動産の有美(長井短)に相談すると、猫探偵を紹介される。探偵と共に捜索していると迷い猫のチラシを配る修たちの姿。チャーは皆の心配を思い、無事に帰ってくることが出来るのか!?
第5話 猫は同意のない変化を嫌う
二星優斗(古川雄輝)の★★(二星)ハイツには、弁護士志望の立花修(細田佳央太)、劇団研究生の島袋毅(上村海成)、そして残念ながらプロテストに落ちてしまったが、プロボクサーを目指す矢澤丈(本田剛文)が加わった。ある日、新たな入居希望者が現れたが、自分の飼い猫と住みたいらしい。面接にやってきたのは台湾からの留学生・ファン(松大航也)だった。人柄も言葉も問題ないが、猫の相性が気掛かり。そこで、猫面接が始まった。子猫を受け入れるクロとチャー。そして、★★(二星)ハイツにファンの入居が決定した。
第4話 猫は敵と味方を瞬時に見分ける
弁護士志望の立花修(細田佳央太)、劇団研究生の島袋毅(上村海成)、2人の新たな家族が出来た★★(二星)ハイツ。新たな入居希望者は矢澤丈(本田剛文)、23歳。ボクサーを目指してプロテストを受けるという。こうして家族は4人になったが、人が増えた分、揉め事も次第に増えていく…。悩む優斗は祖父・幸三の言葉を思い出して「夢は無条件で応援するのが家族。そして、それぞれの夢に敬意を持って欲しい」と3人に語り掛ける。それから本音で話す4人。皆のなかで、わだかまりが消えていく。そして迎えた丈のプロテスト発表の日。果たして結果は―。
第3話 猫を嫌う人には気をつけろ
第一号の住人、立花修(細田佳央太)との生活が始まった★★(二星)ハイツ。新規入居希望者の面接に現れたのは島袋毅(上村海成)、27歳。舞台中心の俳優と名乗るが、どこかぎこちなく虚勢を張る毅に優斗は不合格を告げる。面接に同席していた修は、あの人は嘘を付いていると分析し、四つ葉不動産の有美も毅をもっと知るべきだと助言する。優斗は毅の劇団の稽古場まで訪ねて観察を始めると印象がまったく違うことに驚いた。優斗は毅を改めて家に招いて「家族の前で演技なんてしませんよね?」と問い掛けると、毅は、ある秘密を話し出した。果たして2人目の家族は誕生するのか!?
第2話 猫は、人と違って素直である
二星優斗(古川雄輝)は30歳。幼い頃に両親を事故で亡くし、祖父・幸三(竜雷太)と2匹の猫、クロとチャーで暮らしていたが、幸三が突然他界してしまう。最愛の祖父を失い、残された猫と一軒家を守る為に四つ葉不動産の広瀬有美(長井短)の助言に従い、家を改築して猫と暮らすシェアハウスをオープンすることに。しかし、猫が気に入らない人は入居させない猫審査と男性限定にしたことで、なかなか入居者が決まらないなか、現れたのが弁護士志望の立花修(細田佳央太)、25歳だった。
これまでに優斗が入居希望者を落とした訳は「シェアハウスと言えど同じ家に住む人は家族であり、家族になる人に妥協は出来ないことだった。修との面接は和やかに見えたが、猫たちが修に近づくも素っ気なく、離れてしまう。面接に同席していた四つ葉不動産の有美は、また不合格かと落胆するが、優斗の出した答えは意外にも合格だった。晴れて一人入居者が決まったが、早くも優斗と修の間に不協和音が走る。果たして、優斗と修は家族になれるのか!?
第1話 猫と暮らすということ
二星優斗(古川雄輝)は30歳。両親を幼い頃に事故で亡くし、大きな日本家屋に祖父・幸三(竜雷太)と2人で暮らしている。これまで働きに出たことはない。不動産業で生計が立ち、病床の幸三と、一緒に暮らす2匹の猫、クロとチャーの世話だけをしてきた。そんなある日、幸三が脳梗塞で突然他界してしまう。最愛の祖父を失い、残された優斗と猫と一軒家…。
葬儀の弔問客のなかに、四つ葉不動産の広瀬有美(長井短)がいた。幸三から不動産の管理を任されていると言う。さらに相続税を支払うためにほとんどの不動産を手放すことになること。収入がないなら家を改築して猫と暮らすシェアハウスにすることを提案される。しかし、優斗にとって猫たちは家族。入居者と猫は共棲出来るのか…。そもそも優斗が他人と一緒に暮らすことなど出来るのか…。
優斗が出した結論は、シェアハウスに改築するが、うちの猫が気に入らない人は入居させない猫審査を加えること。女性と暮らしたことがない為、男性限定にすることだった。こうして完成した★★(二星)ハイツ。しかし、入居希望者の面接で次々と落としてしまう。そこに新たな入居希望者、立花修(細田佳央太)が現れた―。優斗の新たな人生が始まる!?