二星優斗(古川雄輝)は30歳。両親を幼い頃に事故で亡くし、大きな日本家屋に祖父・幸三(竜雷太)と2人で暮らしている。これまで働きに出たことはない。不動産業で生計が立ち、病床の幸三と、一緒に暮らす2匹の猫、クロとチャーの世話だけをしてきた。そんなある日、幸三が脳梗塞で突然他界してしまう。最愛の祖父を失い、残された優斗と猫と一軒家…。
葬儀の弔問客のなかに、四つ葉不動産の広瀬有美(長井短)がいた。幸三から不動産の管理を任されていると言う。さらに相続税を支払うためにほとんどの不動産を手放すことになること。収入がないなら家を改築して猫と暮らすシェアハウスにすることを提案される。しかし、優斗にとって猫たちは家族。入居者と猫は共棲出来るのか…。そもそも優斗が他人と一緒に暮らすことなど出来るのか…。
優斗が出した結論は、シェアハウスに改築するが、うちの猫が気に入らない人は入居させない猫審査を加えること。女性と暮らしたことがない為、男性限定にすることだった。こうして完成した★★(二星)ハイツ。しかし、入居希望者の面接で次々と落としてしまう。そこに新たな入居希望者、立花修(細田佳央太)が現れた―。優斗の新たな人生が始まる!?